このブログは今年の夏沖縄で開催されるダンスワークショップの情報提供のために運営していますが、ときおり、「コンセルヴァトワール」をキーワードに閲覧される方がいらっしゃいます。
そこでフランスのコンセルヴァトワールについて少しご説明をしたいと思います。
フランスのコンセルヴァトワールは、大きく2つに分類されます。
ひとつは
CNSMD (略称)
国立高等音楽舞踊院
と
CNR(略称)
国立地方音楽院
です。
CNRは文字通り各県や、パリだと各区にある音楽院で、「ある程度」のレベルにある音楽、およびダンスができる人が通うところです。
しかしながらプロ養成というよりはセミプロまたはプロ養成期間に入るための準備校といった感じです。
日本の状況でで考えると習い事に毛がはえたかんじでしょうか。
もちろんCNRによってレベルがまちまちなので一概には言えませんが...
フランスの子供たちは幼いころからCNRに通い、実力をつけ、CNSMDの試験を受けます。当然ながら非常に狭き門で、入ったら入ったで、各学年の一定レベルに達しなければ容赦なく退学させられます。
CNSMDはフランスに2校あり、ひとつはパリ、もう一校はリヨンにあります。
授業料はフランス人、外国人問はず無償です。(※登録料は多少取られます)
無償だからこそ、プロとしてやっていけないと判断された人は退学させる事ができるのでしょうね。
そういう意味では習い事のような気持ちでは一切続かない厳しい学校です。さらに、私が知る限り、たとえばリヨン校のバレエ科などは最大でも一学年男子6人、女子6人しか入学できません。
講師と生徒が家族のような距離感で、就職指導も講師が真剣に取り組んでくれるので、環境は非常に恵まれているということができるでしょう。
ちなみに今回ダンスワークショップのバレエクラスを担当するドミニク・ジュヌヴォア先生は、CNSMDのバレエ科専任講師です。
2008年05月24日
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コンセルヴァトワールについてですが、パリの各区にあるのは国立じゃなくて市立なんです。パリのCNRのダンスセクションはAbbessesにあって、あと近い郊外ではブローニュ市のCNRが有名ですね。市営のものはセクションにもよると思いますが地域青少年文化センターみたいな感じで、近辺の子供達が安く音楽、舞踊、演劇などを学べるように、という施設。一応オーディションや年末試験で入学、進級が決まりますが、CNSMD等と比べればのどかな感じの所が多いと思います。