こんにちは、担当の大城です。
このブログはワークショップ情報提供に徹しようと思いましたが、それだけに終始してしまうと味気ないものになってしまう、しまっているということに気がつきました。
ということで血の通っているブログにするために、恐縮ながら私個人がこのダンスワークショップinOkinawaを立ち上げた経緯や、先生方にかける思いのようなものを少しづつ書かせていただこうかと思います。
この バレエ・ダンスワークショップ OKINAWA、現在はキジムナーフェスタのイベントのひとつとしておこなわれていますが、
もともとは私個人でおこなうつもりのものでした。
1997年よりフランスに移住し、2004年の時点では結婚し、大学講師をしていた私は、博士論文で舞台芸術にかかわる論文を書いてはいましたが、現場の人間ではありませんでした。むしろ純粋な観客として月に少なくとも3本は舞台、特にダンス鑑賞をしていた一観客に過ぎなかったのです。
そんな私が見たヨーロッパのダンスシーンと日本のダンスシーンはあまりにも違うものでした。
質の意味ではもちろんですが、何よりも違うのはヨーロッパはお稽古事、アマチュア、レッスンプロ、ステージプロが明確に分かれている一方、日本はごく一部を除いて、レッスンプロとステージプロが一緒になっていて、純粋にダンスを踊ることで生計を立てている人はほとんどいない。
もちろんそのような状況の中で舞台表現を切実に探求することは難しく、結局仲良しお遊戯会のような公演が大部分になってしまいます。
もちろんそれは単に個々ダンサーの責任ではありません、日本の中での舞踊、ダンスへの社会的認識、それが作り出していくシステム、そして暗黙の師弟制度…
私は個人的なつながりから、フランスのプロダンサー、元プロのダンサーでダンス講師をしている方々のレッスンや指導を良く目にする機会があり、そのダンスに対する姿勢、切実さやプロのダンサーやプロを目指す生徒に対する指導の真剣さに圧倒されました。
それは私が見ていた日本でのダンスの向き合い方とはあまりにも違うものでした。
この本格的指導を地元沖縄で再現したい、それが私の願いになりました。
この日本のダンス・舞踊界の状況は変えられないかもしれないけれど、本格的な指導を体験することによって、年齢関係なくダンスに対する向き合い方が少しでも変化すれば。。。もっと面白い作品が今後観れるかもしれない!
おこがましくもそんなことを考えてしまったわけです。。。

すでに知人関係にあったドミニク・ジュヌヴォア先生にそのことをお話させていただくと快諾してくださり、計画が始動しました。
ちょうど会場も決定して、生徒の募集を始めたころ、私個人にキジムナーフェスタの仕事の依頼が舞い込み、ちょうど計画していたこのワークショップとまったく同じ日程だったためお断りのご連絡をいれたところ、それなら共催しましょうとご提案いただき、現在に至ります。
このコラボレーションも今年で4回目を迎え、毎年招聘させていただくドミニク・ジュヌヴォア先生はもちろんのこと、
昨年はベジャールバレエ団のバレエクラス担当アザリ・プリセツキー氏(マヤ・プリセツカヤの弟さんです)
、一昨年はスイスからコンテンポラリーダンサーのオルザ氏に一日ワークショップを担当していただきました。

今年は日野晃先生を招聘させていただくことなり、また新たな身体表現のアプローチが展開されていくのかと思うと嬉しくて嬉しくて眠れないほどです。
何かと不手際の多い部分も多いかとは思いますが、よりよいワークショップとなるよう精一杯がんばらせていただきますのでよろしくお願いいたします!

